東京総合研究所は怪しい？実績や評判から判明した真実とは

 

30年近くの歴史を持つ老舗投資顧問である「東京総合研究所」。

 

「東京総合研究所」という名前からしても大手のまっとうな投資顧問のような印象を受けますが、詳しく調査してみると意外にもその評判はあまり良いとは言えないようでした。

 

また、詳しく調査したところ、運営会社や運営者について何かと怪しい実態が見えてきました。

 

 

 

 

東京総合研究所とは？オプション取引に強い？

 

投資顧問歴約30年間という、老舗の投資顧問「東京総合研究所」。

 

そんな東京総合研究所の一番の強みは、「先物とオプション取引」だそう。

 

東京総合研究所の代表取締役の大山充氏も、「世界はデリバティブ（株式・金利・為替などの原証券や通貨売買の在来の取引法から派生した、新しい金融商品）で回っている」、というくらい、デリバティブに注視しているようです。

 

そしてデリバティブの中でも特に「先物とオプション」に関して、大山充氏は深い知識と実績があるといいます。

 

 

 

 

東京総合研究所の評判は怪しい？

 

そんな東京総合研究所を実際に利用したユーザーからは一体どんな評判が寄せられているのか見てみます。

 

 

東京総合研究所の悪い評判

 

 

 

昔からある顧問だけに、利用者も多いようですが、その分悪評も多く目立ちます。

「銘柄が当たらない」「ロスカットが多い」というような評判も決して少なくはありませんでした。

 

 

東京総合研究所の良い評判

 

良い評判はあまり多くはありませんでしたが、以下のように、決して高評価口コミではありませんが擁護するニュアンスの口コミは一部あるようです。

 

 

 

フォロー体制に関しては良かったというような評判が一部ありましたが、高評価らしい高評価というのはほとんど見受けられませんでした。

 

「儲かった」「勝てた」というような口コミは私が探す限りでは見つかりませんでした。

 

 

 

東京総合研究所の実績

 

評判の中には「実績が本当かどうか怪しい」というような口コミがチラホラとあったので、実際に東京総合研究所の投資実績についてもう少し深掘りして調査してみます。

 

調べたところ、どうやら東京総合研究所の公式サイトには投資実績などは特に公開されていないようでした。

 

以前は投資実績を公開していたようですが、最近はそのページごと削除されてしまったようです。

 

 

 

評判を見た限りだとあまり「儲かった」「利益が出た」といった類の高評価も見られないようなので、やはりそういうことなのかもしれませんね…。

 

 

 

東京総合研究所は怪しい？

 

そんな東京総合研究所について調査を進めていると、何やら怪しい点がいくつかチラホラ出てきました。

東京総合研究所の所在地が怪しい

 

まず、東京総合研究所の運営会社についてです。

 

 

 

 

 

 

しっかりと拠点を構えておらずにレンタルオフィスというのは少し気になります。

 

 

 

また、東京総合研究所は過去に何度も所在地を転々としています。

 

 

 

このように2009年に設立してから、幾度となく事務所を転々としています。

 

 

 

 

東京総合研究所のメールアドレスが怪しい

 

さらには東京総合研究所のメールアドレスは、「tokyosoken777@gmal.com」と、まさかのGmailであることがわかりました。

 

会社のメールアドレスがフリーメールなんて、普通はありえませんよね？

それなりの法人であれば、連絡先にフリーアドレスであるGmailはまあ利用しないでしょう。

 

 

 

 

東京総合研究所の過去の会社が怪しい

 

さらに東京総合研究所の怪しい実態はこれだけではありません。

調べてみると東京総合研究所の過去にも怪しい事実が発覚しました。

 

東京総合研究所は過去に社名変更をしており、変更前は「フィナンシャルハーバー東京」という名称でした。

 

この「フィナンシャルハーバー東京」は以前、株価予想の銘柄キャンペーン情報にて、株価予想に関する急騰銘柄実績での捏造、推薦銘柄の暴騰など誇大広告や、会員に対して詐欺まがいの多数の行為を行っていました。

 

つまりプロの助言者の皮を被った素人集団が、会員から多額の情報料を巻き上げていたのです。

 

 

過去のこうした悪事、度重なる事務所の移転、現在の拠点はレンタルオフィスにメールはフリーメール。

これらを見るとまるで再び夜逃げの準備をしているかのようにも思えてしまいますね。

 

 

それどころか、中根弘氏の情報は何一つ出てきませんでした。

 

 

 

 

また、代表取締役社長を務める「大山充」氏については、2009年に「新生銀行ファンドマネージャーコンテスト」で１位を受賞したとのことですが、「新生銀行ファンドマネージャーコンテスト」とは一体どのようなものなのかネットで調べてみたところ、ヒットした記事の中にはなぜか大山氏以外の受賞者の情報は見受けられませんでした。

 

 

もはや「新生銀行ファンドマネージャーコンテスト」が本当に実在しているのかすら怪しいです。

 

検索に出てきた記事はでっち上げの可能性すらもあります。

 

 

 

※大山充氏について詳しくはこちらの記事で調査していますので、気になる方はチェックしてみてください。

 

 

 

東京総合研究所の無料サービス

 

• 無料投資相談
  株式投資に関する相談に乗ってもらえるコンテンツです。

 

• 20年現役ファンドマネージャーのテクニカルで勝つ株式情報
  現代統計学を使った分析や日経平均先物についてブログ形式で解説しています。

 

 

東京総合研究所の無料サービスは、他の一般的な株情報サイトと比較してコンテンツの数は少なめとなっています。

 

代表取締役社長である大山氏の独自の相場観などが書かれていますが、利益に直結するような情報は特に取り上げられていませんでした。

 

 

 

 

東京総合研究所の有料サービス

 

 

 

東京総合研究所は上記のように「成功報酬制度」を採用しています。

 

一見利益が出なければ報酬を支払わなくていいということかと思いきや、「会費」という名目で決して安いとは言えない金額を支払わなければならないようです。

 

会費＋成功報酬も請求されるので、利益が大きくないと会員にとっては嬉しくない料金設定ですね。

 

 

 

東京総合研究所よりも評判の良い株サイトは他にいくつもあるので、もっと安全なコンテンツを利用して効率よく稼いでいきたい方は、別の株サイトを利用することをおすすめします。