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「テキシアジャパン」という団体をご存じでしょうか。
2010年代に派手な集客やイベントを繰り返し、芸能人を巻き込むなどして表向きは華やかなイベントを展開していました。
ところが、これらの場は実は投資話へとつなげるための勧誘の舞台でもあったのです。
そして、その裏では投資に参加した人たちの多くが出資金を取り戻せずに苦しむ事態が広がっていました。
表向きは金融教育を掲げていましたが、実際には詐欺的な仕組みで運営されていたのです。
最終的には裁判で有罪判決が下されましたが、現在も被害者の声は絶えません。
当記事では、そんなテキシアジャパンの実態を詳しく解説していきます。
テキシアジャパンのような怪しい投資案件に騙されないためには、最初から信頼できる公的な投資顧問を味方につけるのが最も賢い方法です。
中途半端な情報に振り回されれば、テキシアジャパンのように資産を失う危険があります。一方で、実績が裏付けられ「実際に稼げた」と口コミで広がる情報こそ、安全に効率よく資産を増やせる手段と言えます。
安全に、そして効率よく稼ぎたいなら、信頼性が証明されている以下のような投資顧問を活用するのがベストです。
テキシアジャパンとは？怪しい詐欺案件？
テキシアジャパンとは、2010年代に主に活動していた投資セミナー団体です。
表向きは「金融教育」や「仲間づくり」を掲げるセミナー活動を行っていましたが、実際は新規会員のお金を、既存会員への配当に回す仕組みのビジネスでした。
つまり自転車操業の詐欺です。
この詐欺的なビジネスの運営の中心にはキングと呼ばれた銅子正人という人物がおり、勧誘を担った弥生ママや拡大を支えた紙屋会長、運営に関与した紙屋道雄などという人物が周囲を固めていました。
こうした体制で組織を大きく見せかけ、仮想通貨wfcaを『将来値上がりする』と売り込んでいたのです。
さらには芸能人を呼んだイベントも開かれ、テキシアジャパンがあたかも信頼できるビジネスかのように装っていました。
テキシアジャパンの仮想通貨wfcaを使った詐欺手口
テキシアジャパンは独自の仮想通貨wfcaを発行し、「これから必ず値上がりする」と言って会員に買わせていました。
ですがこの仮想通貨wfcaの正体は、実際に市場で売買できる仮想通貨ではなく、団体の中でしか通用しないポイントのような仕組みであり、市場では全く価値がないものだったのです。
テキシアジャパンが会員を騙すために使った具体的な手口はこんな感じです。
- 高い利回りを約束して安心させる
- wfcaを使って新しい仕組みに見せかける
- 芸能人を呼んで信用できると錯覚させる
- 新しい会員のお金で古い会員に返済する
つまり、実際に利益を生む事業はまったく存在していませんでした。
工場や商品販売といった実体的な活動はなく、ただ新しい会員から集めたお金を古い会員に配当として渡すだけのシステムでした。
見かけ上は『配当が出ている』ように見せていましたが、それは事業の利益ではなく、他人の出資金を横流ししただけのものだったのです。
すべてがごまかしであり、長く続くはずのない仕組みだったというわけです。
テキシアジャパンのキング銅子正人の演出
テキシアジャパンを立ち上げ、実質的に指揮を執っていたのが、銅子正人という人物です。
彼は自らを『キング』と名乗り、組織の代表として表舞台に立っていました。
高級車や豪邸を公開し、芸能人を呼んだイベントを開くなど、煌びやかな成功者の姿を演出して人々を惹きつけていました。
表ではまるで成功者のように振る舞っていた銅子正人氏ですが、そんな彼の築いたビジネスは、実際には新規会員のお金を古い会員に充てるだけのものでした。
これはまさに典型的な詐欺の構図ですね。
テキシアジャパンの弥生ママや紙屋会長とは何者？
また、そんな銅子正人氏の周囲を固めていたのが、弥生ママや紙屋会長、紙屋道雄といった人物たちです。
弥生ママはカリスマ的な存在として女性会員を惹きつけ、豪華な暮らしをSNSに発信しながら憧れを煽り、勧誘の旗振り役を担っていた人物です。
一方で、紙屋会長や紙屋道雄氏は、組織の拡大を支える実務担当であり、セミナーやネットワークを通じて会員数を増やす仕組みを作り上げていました。
「会長」という肩書きが与える安心感や人脈の広さを利用し、あたかも信頼できる大規模団体であるかのように見せかけていたのです。
こうした人物それぞれの役割が重なり合った結果、多くの人が『大きな組織だから安全だ』と錯覚してしまいました。
ところが実態は、新規顧客の出資を既存の会員に回すだけの自転車操業であり、彼らはそういった詐欺行為に加担していただけの人物に過ぎなかったというわけです。
肩書きや華やかな演出で信用を装う団体ほど、その真の実態をより注意深く見極める必要があります。
テキシアジャパンと芸能人の関わり
テキシアジャパンは芸能人をイベントに招き、その様子を写真や動画で拡散し、宣伝に利用していました。
会員募集の際には『芸能人も来ている』『有名人と一緒に活動している』といった宣伝文句が使われ、まるで真っ当な信頼性の高いイベントであるかのような印象を与えていました。
しかし実際のところ、それらの芸能人は単に招待されただけで、決してテキシアジャパンの具体的な怪しい仕組みを理解していたわけではありませんでした。
それでもその姿は宣伝材料となり、『有名人が関わるなら大丈夫だ』と錯覚する人が数多くいたため、被害はさらに拡大する結果となってしまったのです。
表面的な華やかさや、芸能人という信頼性の高さに騙されてしまったというわけですね。
テキシアジャパンの判決と現在の状況
最終的にテキシアジャパンは、詐欺罪で有罪判決を受けました。
検察は『新しい会員から集めた資金を古い会員に回す自転車操業で、実態は投資事業ではなかった』と主張し、そして裁判所もこの見方を支持しました。
その結果、キングと呼ばれた銅子正人氏には懲役刑が言い渡され、他の幹部にも有罪判決が下されることとなりました。
また判決では、その被害総額が数百億円規模にのぼることも明らかになりました。
その巨額の被害ゆえに、今も多くの人が出資金を取り戻せないまま生活に苦しんでいます。
判決で詐欺が認められたものの、被害者を救済する制度や補償の動きはほとんど進んでいないのが実情です。
この事件は『華やかな宣伝や有名人の姿などといった目先のキャッチーさに惑わされず、その実態をしっかり見極めることが重要だ』という教訓を強く残しました。
テキシアジャパンの詐欺被害まとめ
テキシアジャパンは派手な演出と耳ざわりのいい言葉で人を騙し、返済の裏付けを持たない典型的な詐欺でした。
キングと呼ばれた銅子正人氏、仮想通貨wfca、弥生ママや紙屋会長、紙屋道雄氏、そして芸能人を使った宣伝。
どれも人を信じ込ませるための道具に過ぎません。
有罪判決で全貌は明らかになりましたが、今もなお被害者は苦しんでいます。
己の大切な資産を守るためには、目先の派手な話には安易に飛びつかず、信頼できる投資顧問や実績ある金融機関を選ぶことが一番安全です。
自分ひとりで情報を探そうにも、世の中には巧妙に作られた宣伝や口コミが多くあるため、本当に大丈夫かどうかを見抜くのは難しいものです。
派手な広告や口コミに惑わされた結果、間違った選択をしてしまい、資産を失うリスクを広げてしまうことにもなりかねません。
投資を行う際には、よほどのベテランでない限りは、正直自己判断は危険です。
こういう時は、ハナから投資顧問などのその道のプロの専門家を味方につける方が、怪しい案件に騙されずにより安全に、効率よく稼ぐことができます。
投資顧問とは、株式投資のプロが儲かる株を教えてくれたり、何かと株についての助言や手助けをしてくれる、いわばアドバイザーのようなものです。
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投資顧問は、まだあまり世の知名度はそこまで高くはありませんが、知っている人は既にこっそりと始めているような印象です。
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