かぶ1000とは何者？保有銘柄や資産推移、本名など調査

 

「かぶ1000」という名前を聞いたことがありますか？

 

SNSで数十万人のフォロワーを持ち、わずか40万円の元手から5億円以上の資産を築き上げた個人投資家——それが「かぶ1000」です。

 

特に「ネットネット株」という戦略を武器に、何度もの暴落相場を乗り越えてきたその手腕には、多くの個人投資家が注目しています。

 

 

 

 

かぶ1000とは何者？本名や経歴など調査

 

かぶ1000氏は、中学時代から株式投資一筋で資産を1,000倍以上に増やした日本屈指のバリュー株投資家です。

 

割安株投資を軸に、長期的かつ着実な資産成長を実現してきた実績と、個人投資家コミュニティでの高い発信力が特徴です。

 

 

 

かぶ1000の基本情報

• 岐阜県在住、40代の専業個人投資家。

• 投資歴は37年目（2025年時点）、中学2年生（1988年）から株式投資を開始。

• 学校卒業後は就職せず、証券会社からの誘いも断り、専業投資家の道を選択。

• 人気ブログ『かぶ1000投資日記』を運営し、ポートフォリオや運用成績を公開。

 

 

かぶ1000の投資スタイル

• 主に「ネットネット株」や「資産バリュー株」への投資を得意とし、割安株を徹底的に調査して選定。

• PMV（事業家的市場価値）とカタリスト（株価を動かす材料）を重視。

• 株主資本成長率を最重視し、保有株全体で年20%以上の利回りを目標に運用。

• 基本的にフルポジション（資産のほとんどを株式で運用）を継続し、現金比率は低め。

 

 

かぶ1000のその他情報

• 著書に『賢明なる個人投資家への道』『貯金40万円が株式投資で4億円〜元手を1000倍に増やしたボクの投資術』（いずれもダイヤモンド社）

• 株式投資を「人生最高の友」と位置づけ、株の話なら10時間でも語れる情熱家。

• 中学時代から『会社四季報』を愛読し、地元の証券会社に体育ジャージ姿で通い詰めていたエピソードも。

 

 

かぶ1000氏は中学2年で40万円の定期預金を元手に始めた投資は、2011年に1億円を突破し、2024年時点で累計5億円以上の利益を出しているとのこと。

 

投資スタイルは徹底した財務分析と企業訪問を軸とし、企業の内情に深く踏み込む地道なアプローチが特徴です。

 

 

 

かぶ1000の資産推移と投資成績

 

そんなかぶ1000氏は、中学2年生から投資を始め、長期にわたり資産を大きく増やしてきた実績があります。

 

 

 

■資産推移の主な年表

 

 

■直近数年の年次運用成績（税引前）

 

 

■2025年4月時点の資産状況

• 現物株評価額：475,639,500円（10銘柄、含み益＋115,532,400円）

• キャッシュポジション（CP）：8,658,520円

• 2024年4月単月の運用成績は▲1,979,892円（▲0.41%）でやや反落。

 

 

かぶ1000の投資スタイルの特徴

 

かぶ1000氏の投資スタイルには、このような特徴があります。

 

 

かぶ1000氏の資産推移は、長期的なバリュー株投資による堅実な増加が特徴であり、累計利益5億円超、直近も年間数千万円〜1億円超の利益を積み上げています。

 

かぶ1000氏の投資手法は、下落相場でも資産を大きく減らさない「守りの投資」ができる点が魅力です。

ネットネット株のような割安株を中心に据えているため、暴落時にも含み資産が下支えになるのです。

 

 

 

 

かぶ1000のポートフォリオと保有銘柄

 

かぶ1000氏のポートフォリオは、ネットネット株や資産バリュー株を中核としています。

 

彼は単なる割安株投資ではなく、実際に企業のIR説明会や工場見学に足を運ぶことで、定量情報と定性情報の両面から銘柄選定を行っています。

 

 

2025年時点で注目されている保有銘柄として、SNS上で頻繁に話題となっているのが「デザインワン・ジャパン（6048）」です。

 

同社はネットネット指数が0.87前後で、キャッシュや不動産資産を豊富に持ちつつも株価が純資産を下回っており、典型的なネットネット銘柄です。

 

 

 

 

かぶ1000とネットネット株の関係とは？

 

「かぶ1000」と「ネットネット株」は、切っても切り離せない関係にあります。

ネットネット株とは、企業の純資産（流動資産－負債）が時価総額を上回っている状態で買える超割安株です。

 

かぶ1000氏はこの投資法を1980年代から継続しており、これまで何度も暴落を乗り越えることができた背景にも、このネットネット株戦略がありました。

 

 

通常、ネットネット株は市場で見落とされがちですが、彼は「四季報」の細かい数字まで目を通し、独自の指標で銘柄スクリーニングを行います。

 

また、実際に社長の話を聞いたり、商品を利用したりするなど、現場感覚も投資判断に織り込んでいるのが特徴です。

 

 

 

かぶ1000のネットネット株戦略と2025年の注目企業

 

2025年時点での注目企業として、かぶ1000氏が取り上げているのは「デザインワン・ジャパン」や「リミックスポイント」などが挙げられています。

 

これらの企業は、直近の業績が冴えないものの、純資産ベースでは明らかに割安と評価されているため、リターンの可能性が高いと分析されています。

 

 

また、2025年以降のネットネット株市場は、金利上昇や円安による企業業績の二極化が進むことで、真に強い資産バリュー株とそうでない企業の差が明確になる見通しです。

 

かぶ1000氏は、こうした局面でこそ割安株投資の力が発揮されると考えており、SNSでもそのような発言を繰り返しています。

 

 

 

 

かぶ1000の評判

 

SNSや投資家コミュニティでのかぶ1000氏の評判はおおむね良い評価が投稿されている模様です。

実際の口コミには以下のようなものがあります。

 

かぶ1000さんの分析は本当に丁寧で、真似したくなる

 

ネットネット株に興味を持ったきっかけはこの人

 

発信内容が誠実なので安心できる

 

一方で、企業訪問に関する炎上（アポなし訪問問題）などもあり、「やりすぎ」という声もゼロではありません。

 

とはいえ、こうした批判を含めて受け入れながら投資スタイルを進化させてきた点に、実直さが感じられます。

 

 

かぶ1000の投資法は初心者にも真似できるのか

 

かぶ1000氏の投資法は非常にロジカルで信頼できるものの、すべてをそのまま初心者が真似するのは簡単ではありません。

 

 

こうしたハードルを踏まえると、いきなりネットネット株投資を行うのではなく、まずは基礎を学んだうえで、信頼できるプロの助言を受ける体制を整えるのが現実的です。

 

 

かぶ1000氏は投資助言者ではないので、高騰銘柄を教えてもらったり具体的な売買アドバイスをもらうことまではできません。

 

実際に株式投資のプロから銘柄選定や売買フォローのサポートも受けたいという方は、他の投資顧問サイトを並行して利用するようにしましょう。

投資顧問とは、株式投資のプロが儲かる株を教えてくれたり、何かと株についての助言や手助けをしてくれる、いわばアドバイザーのようなものです。

 

 

 

株式投資の知識がほとんどなくても、プロのアドバイザーの言う通りに銘柄を売買するだけで良いので、特に投資未経験者や初心者にはかなり重宝するサービスです。

 

実際に最近、「全然株の知識がなくても、投資顧問を使ったら毎月稼げるようになった」という口コミも色々なところで見るので、手軽に効率よく稼いでいくにはまさにこの投資顧問はうってつけというわけです。

 

投資顧問は、まだあまり世の知名度はそこまで高くはありませんが、知っている人は既にこっそりと始めているような印象です。

 

 

 

かぶ1000の検証結果まとめ

 

かぶ1000氏は、日本の個人投資家としてトップクラスの実績と知見を持っています。

 

その投資法は、ネットネット株という古典的ながら現代でも通用する戦略であり、長期的な資産形成を志す人にとって大いに参考になります。

 

しかし、投資には常にリスクがあり、初心者にとっては難解な局面もあります。

だからこそ、自分に合った投資スタイルを見つけることが何よりも重要です。